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【飲食店や店舗オーナー様必見】開業の際に必要になる消防設備とは?

2022年07月08日

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飲食店やその他店舗を開業する際、内装工事や必要な設備設置の他に、消防設備の設置が義務付けられていることをご存知でしょうか。

消防設備の設置は、消防法で義務付けられているため、必要な消防設備を設置しないまま開業してしまうと、行政指導の対象となったり、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金、両罰として法人に対し1億円以下の罰金などの罰則が発生する場合があります。

そんなことにならないためにも、どのような消防設備が必要かを確認し、余裕を持って工事を行ってから開業しましょう。

店舗開業時に必要になる消防設備とは?

消防設備は、「どんなお店なのか」、「店舗の規模」、「何階にあるか」などによって「どの設備が何個必要か」などの内容が異なりますので、事前に所轄の消防署へ確認してから、消防設備業者探しをしましょう。


中でも飲食店や店舗を運営するにあたって必要になることの多い消防設備は、消火設備、警報設備、避難設備の3点です。

ここでは1つずつどのような設備なのかご紹介いたします。

消火設備

消火設備はスプリンクラー設備や消火器、屋外消火栓設備、屋内消火栓設備などのことを言います。


名前の通り火災が起こった際に消火をする設備になりますので、規模が大きく、火を使う飲食店などでは設置義務が発生する可能性が高いです。


消火設備は消防法で細かく設置基準が設けられておりますので、実際に店舗開業の際は所轄の消防署へ確認しましょう。


警報設備

警報設備は自動火災報知設備やガス漏れ火災警報設備、火災通報装置などが該当しており、火災が発生した場合にそれを建物内にいる人に伝えたり、警報が鳴った時に消防署に自動で通報する設備です。

特に設置義務が発生する可能性の高いものだと自動火災報知設備が挙げられます。

火災が発生した場合にそれを建物内にいる人に伝える装置で、消火設備同様、細かく設置基準がありますので、店舗開業の際は所轄の消防署への確認が必要です。

避難設備

避難設備は避難器具や誘導灯のことです。

避難器具は避難する際に使用する避難はしごや救助袋などのことです。
誘導灯は避難口や避難経路を明るく照らし、矢印などで非常口までの道案内をするための設備です。

こちらも消防法でどの場所に設置するかまで細かく設置基準が設けてありますので、店舗開業の際は所轄の消防署へ確認するようにしましょう。

店舗開業の際に必要な消防設備に関する届出書

店舗を開業する際、消防設備を設置しただけではいけません。
開業前に消防設備の設置から届出までを済ませておく必要があるのです。

それぞれ、以下の4点の届出を行う必要があります。

・消防用設備等設置届出書
・防火対象物使用開始届出書
・火を使用する設備等の設置届出書
・防火管理者選任届出書

消防設備業者が工事と一緒に行ってくれる場合もありますので、業者に依頼する場合はどの届出まで行えるかを確認しておきましょう。

飲食店や店舗の消防設備設置は消防テックにお任せ!

いかがでしたでしょうか。

所轄の消防署へ必要な設備を確認した後は消防設備業者探しをされると思いますが、どんな工事も業者選びは大切です。

1社だけ見積もりを依頼してそのまま決めてはいけません。

見積もりの内容を確認し、必ず2社以上から相見積もりをとってから、どんな工事をするのかがわかりやすい見積もりの業者に依頼するようにしましょう。

消防テックは飲食店や店舗の消防設備設置の実績が豊富です。
工事だけなく動作確認や届出まで行っておりますので、消防設備に詳しくない方でも是非お任せください!

<消防設備の点検・工事は消防テックまで!>