消火器具

消火器具の概要

消火器具

料金:6,000円~

消火器は初期消火活動に威力を発揮する身近な消火器具です。

初期消火とは、出火の初期の段階で応急的に消火作業を行うことを言います。 

火災は通常、小さな火種から徐々に大きな火災へと拡大していきますが、小さな火災のうちに消火してしまえば、被害を最小限に抑えることが可能です。


防火対象物の用途や面積によって設置条件が異なります。

設置条件に合わせて設置しなければなりません。


用途別料金表

飲食店の場合

これまでの消防法施行令では、延べ面積150㎡以上の飲食店等に対して消火器の設置が義務付けられていましたが、2019年10月1日の改正により、「火を使用する設備又は器具(防火上有効な措置として総務省令で定める措置が講じられたものを除く)を設けたもの」には、延べ面積に関わらず消火器の義務設置が義務付けられることとなりました。

ガスコンロ等の調理を目的とした火を使用する設備又は器具を設置している店舗で
下記3つのどの設備も備わっていない場合は消火器の設置が必要となります。
・調理油過熱防止装置
・火災を自動的に感知し、消火薬剤を放出して火を消す装置
・圧力感知安全装置

調理を目的として設けられた設備・機器であっても、電気を熱源とするものは「火を使用する設備又は器具」ではないため、IHクッキングヒーターや電子レンジは対象外となります。しかし、自治体によっては「火を使用する設備又は器具」が設置されていない(IHクッキングヒーターや電子レンジのみの設置)場合でも、飲食店等であれば消火器具の設置が必要な場合ございますので詳しくは所轄の消防署へご確認ください。
設置本数 設置費用 届出費用 合計
新規 1本 6,000円 別途お打合せ -
交換 1本 6,000円 別途お打合せ -

事務所の場合

事務所は延べ面積300㎡以上の場合に消火器の設置義務が生じます。
本数は、建物の構造や面積によって異なりますので詳しくはお問合せ下さいませ。

設置本数 施工費用 届出費用 合計
新規 1本 6,000円 別途お打合せ -
交換 1本 6,000円 別途お打合せ -

民泊・簡易宿所の場合

 設置が必要な範囲は、建物全体(一戸建て住宅の場合)です。 
 ※共同住宅の場合は、通常、廊下などに歩行距離20m以下となるように設置されているため、
  住戸に設置する必要はありません。
設置本数 施工費用 届出費用 合計
新規 1本 6,000円 別途お打合せ -
交換 1本 6,000円 別途お打合せ -

消火器具の使用期限

消火器

 消火器は材質や安全率等を基に使用期限が定められています。

 本体に使用期限の記載がありますので、期限を過ぎたら速やかに

 交換しましょう。

 

 業務用消火器

   「設計標準使用期限」と表示されています。

   使用期限は約10年です。

 

 住宅用消火器

   使用期限(期間)は、約5年です。

   ※住宅用消火器は薬剤の詰め替えができません。


消火器具 設置のポイント

■各階ごとに全ての部分から歩行距離20m以下となる位置に設置すること。

■通行・避難に支障が無く、容易に持ち出すことができる場所に設置すること。

■使用温度範囲を超える場所以外の場所に設置すること。

■床面からの高さ1.5m以下に設置し、「消火器」の標識を見やすい位置に付けること。

 日本語がわからない方の為に、英語やピクトグラム(図記号)を併記するよう努めましょう。

6か月に1回以上は外形を点検すること。