• TOP
  • コラム
  • 誘導灯の点滅は寿命のサイン?原因は?

誘導灯の点滅は寿命のサイン?原因は?

2021年04月17日

みなさまは誘導灯の点滅は交換や不良のサインであることを知っていますか?

また、誘導灯の点滅には種類があり、それぞれに意味があります。誘導灯は災害時に避難口まで正確にたどり着くために必要な設備で、避難者の命を守るものです。非常時に備えしっかりと点検、整備を行っておけばいざという時に正常に機能させることができます。そのため、誘導灯の故障は定期的な点検を行っておけば未然に防ぐことができます。今回は誘導灯の故障を判断する点滅について解説するとともに誘導灯の大切さを今一度確認します。

 

<お急ぎの方は消防テックのお問い合わせまで!>


誘導灯の点滅は寿命のサイン?

誘導灯


早速、誘導灯の点滅について解説します。誘導灯の点滅は誘導灯の下部にて確認され、点滅は主に赤色と緑色の点滅があります。赤色に点滅する部分は、ランプモニタとよばれ、ランプ(電気)の外れや割れの際は点灯し、交換時期になると点滅します。また、緑色に点滅する部分は充電モニタとよばれ、正常時は緑色に点灯しています。充電モニタは誘導灯内にある蓄電池(バッテリー)が外れていたり、故障した場合に消灯し、蓄電池の交換時期になると緑色に点滅します。

誘導灯の点滅は、ランプや蓄電池の寿命になるので、すぐ交換しなければなりません。


誘導灯の寿命は何年?


点検の頻度や整備状況によって変わってきますが、誘導灯には寿命があります。

誘導灯の器具の寿命は約8~10年、耐用年数は12~15年と言われています。とはいっても定期的に点検、整備を行っていない場合はパーツの劣化スピードが早く、寿命も短くなる可能性もあります。また、汚れにより非常時にしっかり視認されないこともあります。

 

誘導灯にはLEDタイプものもあり、こちらは寿命が長くなります。誘導灯にはランプ(電球)が入っていますが、

ランプの場合は寿命が短い一方、LEDランプは圧倒的に長持ちします。電球の交換頻度も減るのでLEDタイプの誘導灯の導入を検討することも良いと思います。


誘導灯の点検は誰でもできる!


では最後に誘導灯の点検についてみていきましょう。誘導灯の定期点検は6ヶ月に1回を推奨されており、
点検者は無資格者でも問題ないとされています。しかし、点検はできるものの、消防法で義務付けられている点検の報告は有資格者のみができます。
誘導灯

点検方法は非常灯の下部が点滅していないか、点灯スイッチに引っ掛け棒を引っ掛けて20分間充電モニタが点灯するかなどを確認します。LEDタイプのものはリモコン1台の操作でできるため簡易的に点検が可能です。

                                      画像:ビルメン大使


誘導灯の点検は消防テックまで!


いかがでしたでしょうか?誘導灯の点滅に関する理解は深まりましたでしょうか?

誘導灯の点灯はランプや蓄電池の異常事態を示しており、交換が必要な状態です。点検はご自身でも対応できますが、正しい知識を持って点検を行い、非常時に誘導灯が稼働できるよう準備しておくことが必要です。

ご自身で点検の自信がない場合は専門家にお任せすることをオススメします!

 

<誘導灯の設置・点検・交換は消防テック!>

お問い合わせはこちら!