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煙感知器の種類は多い?気になる価格についても解説!

2020年04月10日

みなさまは煙感知器について理解していますでしょうか?

煙感知器は火災報知器の1種で、火災の際に煙を感知して、火事の情報を送り素早く危機を知らせてくれるものです。安全を守るために非常に大切な役割を担っています。煙感知器は消防法上の無窓階判定を受けた特定用途建築物では、煙感知器を設置する義務があります。例えばカラオケ店の全客室には煙感知器を設置する義務があります。

大切な命を守るためにも、煙感知器について正確な知識が必要です。今回は煙感知器の種類と気になる価格を徹底解説します。

 

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煙感知器の主な種類は2つ!

広い意味での感知器は、熱、煙、炎を感知するものの3種類に分かれますが、その中でも煙感知器は2種類に分類されます。順に解説していきます。


光電式スポット型感知器

煙感知器

まずは、光電式スポット型感知器です。光電式スポット型感知器は一般的な火災感知器の中では、1番火災を感知するのに優れています。

横の部分に黒い網目が張り巡らされており、火災の際に発生する煙を感知して動きます。

この感知器の内部では光が電気により常に発生していて、煙が混入すると光が乱反射して感知器内部の受光部に入ると動く仕組みになっています。

                                                        画像:ニッタン株式会社

光電式分離型感知器

煙感知器

次に、光電式分離型感知器です。光電式分離型感知器は光を発する送光部、光を受ける受光部が向かい合って設置されます。送光部から発射された光線を常に受光部で受けています。この送光部と受光部の間に煙が入ると光線が遮光されるので、この光線の減り具合を受光部で検知し煙を感知します。この仕組は減光式とも呼ばれ、最大100mまで離して設置することができます。

                                                                    画像:ニッタン株式会社

煙感知機の設置基準は?

煙感知器は消防法上の無窓階判定を受けた特定用途建築物では、煙感知器を設置する義務があります。

例えばカラオケ店の全客室には煙感知器を設置する義務があります。

煙感知器は検出部に結露すると使い物にならないため屋外では使用禁止ですので注意が必要です。


煙感知器の価格は?

電卓

煙感知器の値段は結構お高いんでしょう?そう気にされる方も多いのではないでしょうか。

煙感知器は火災の早期感知に非常に有効ですが構造の複雑さから、熱感知器よりも価格が高くなっています。インターネットサイトでは1万円〜程度の価格感で購入する事ができます。


煙感知器の設置は消防テックまで!

いかがでしたでしょうか?感知器の種類や設置基準、価格について理解は深まりましたでしょうか?感知器は火災の際に煙を感知して、火事の情報を送り素早く危機を知らせ、皆様の大事な命を守るものです。正しい理解をもった上で煙感知器の設置をすることをオススメします!

 

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