IOT対応も!便利・おしゃれな住宅用火災報知器の種類やおすすめ商品をご紹介します。
2022年04月27日
せっかくおしゃれな内装にしても火災報知器が浮いてしまっていると感じたり、使わないから外してしまおうと考えたことはありませんか?
そう思って外してしまうと、実際に火災が発生した時に発見が遅れ、大規模火災となってしまう可能性が高まり大変危険です。
また、「外しても良いのかわからないし、そのままにしている」という方や、「あんまり使うものではないのでついていることすら忘れてしまっている」という方も少なくないでしょう。
今回は、住宅用火災報知器の設置義務と種類、おすすめ商品の中でも便利なIOT対応の火災報知器やおしゃれなデザイン性の高い火災報知器についてご紹介いたします。
この記事を最後までお読みいただくと、以下の点について理解が深まります。
- 住宅火災報知器の設置義務について
- 住宅用火災報知器の種類
- 目的に合った住宅用火災報知器の選び方
- 売れ筋の住宅用火災報知器
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住宅用火災報知器って設置義務はあるの?
住宅用火災報知器の設置義務は、条例により定められています。
条例は市町村などの自治体が定めているものなので、お住いの地域の消防署に問い合わせて確認するという方法がおすすめです。
住宅の場合、住宅用火災報知器の設置は努力義務です。
設置義務があっても設置していないということだけでは罰則はありませんが、実際に火災が発生した際、住宅用火災報知器がないことで火災保険の保険金が減額される可能性や、近隣の建物にも被害が及んだ場合、民事裁判で不利になってしまう場合もあります。
それだけでなく、逃げ遅れる可能性が高まり生死に関わりますので、条例にかかわらず設置しておくメリットの方が大きいのです。
また、住宅用火災報知器の設置義務がないからといってそのままにしておくと、寝ている間に別の部屋で火災が起きたときなど、知らない間に逃げ遅れてしまうということにもなりかねません。
寝室がある階の階段や火をよく扱う場所など最低限の場所には煙感知器や熱感知器を設置しておきたいですね。
住宅用火災報知器の種類とは?
住宅用火災報知器は大きく分けて煙式と熱式の2種類に分けられ、さらにその中にいくつかの種類の感知器があります。
種類によって様々な感知方法や機能があり、適した設置場所がそれぞれ異なります。
ここでは、煙式と熱式の2種類を1つずつご紹介いたします。
(画像:Panasonic)
煙式とは
煙式の感知器は名前の通り煙が光を遮ったりすることで警報が鳴る仕組みになっている感知器です。
煙は上の方に向かっていくので、階段や天井の高い部屋など熱が届かないような場所に使われることが多く、光電式の感知器がこれに該当します。
熱式とは
熱式の住宅用火災報知機は基本的に以下の2種類です。
・一定の温度に達することで警報が鳴る定温式
・温度差を感知して警報が鳴る差動式
キッチンや浴室など、光を遮る湯気や煙が発生しやすい場所で煙式の感知器を使ってしまうと誤作動を起こしてしまいますので、そのような場所には熱式の感知器を使用します。
ただし、熱式の感知器でも、例えば定温式の感知器の周辺温度が40〜70度以上の温度になったり、差動式の感知器の周辺温度が暖房器具などで急激に変化したりすると誤作動を起こします。
誤作動をなるべく少なく、火災を正確に感知してもらうためにも、設置したい場所によって設置する感知器の種類を変えるようにしましょう。
特種、1種、2種、3種とは?
火災報知器について調べていると、1種、2種という記載をよく見かけると思います。
これはその機器の感度で、住宅用火災報知器が反応するまでの時間です。
速い順に「特種」、「1種」、「2種」とあり、「3種」は反応するまでの時間がいちばん遅くなります。
店舗や施設などでは自動火災報知設備という、火災報知器同士を連動させるなどして建物全体に火災を知らせる警報装置の設置が必要になる場合が多く、システム全体としてうまく動作させるために感度を変化させることがあるのです。
しかし、住宅用ではあまり気にしなくても大きな問題はないため、いくつかの種類があるのであれば真ん中の2種を選んでおくと良いでしょう。
住宅用火災報知機の設置方法は?
火災報知器の設置方法には、場所を問わず簡単に設置できる電池式と、電池切れの心配のない配線式の2種類があります。
ホームセンターで販売されている火災報知器は多くが電池式で、設置が簡単なため、自分で取り付けることも可能な点がメリットですが、電池の交換は必須となってしまうため、10年を目安に交換する必要がありますので注意しましょう。
配線式は電池の交換が不要ですが配線工事が必要なため、ご自身で設置することはできません。
設置の際は業者への依頼するようにしましょう。
(画像:Panasonic)
警報の鳴り方にも違いがあります
住宅用火災報知器には単独型と連動型という機器があります。
単独型は火災が発生した箇所に設置されている火災報知器のみ警報が鳴ります。
連動型は火災が発生した箇所で住宅用火災報知器の警報が鳴ると、ワイヤレス通信で他の部屋に設置されている住宅用火災報知器と通信し、警報が鳴るという仕組みになっています。
これは業務用の自動火災報知設備や特定小規模施設用自動火災報知設備に似ていますが、住宅用火災報知器の連動型の製品は通信範囲が業務用に比べて狭いため、電波到達距離は確認するようにしましょう。
IOT対応も!便利機能付きの住宅用火災報知器
住宅用火災報知機は、通常の火災報知器の機能に加え、様々な機能を兼ね備えたものがあります。
例えば、一酸化炭素やガスの警報機能がついたものや、スマートフォンで操作できるものなどです。
特に、最近ではIOTに対応した機器もあります。
IOTとは、様々な「モノ」がインターネットに接続され、情報交換することにより「モノ」が相互に制御し合うようになる技術です。
わかりやすいものだと、スマートフォンと冷蔵庫を連動させるとスマートフォンでいつでも冷蔵庫内が見えるようになるというような技術のことです。
家電や、スマート照明スイッチと連携させることで、火災を検知すると警報を鳴らすだけでなく、避難しやすいように室内を明るくして、避難経路を確認しやすくしてくれたり、電池切れをスマートフォンに通知してくれるなど知らないうちに電池が切れていたという心配もありません。
種類別、住宅用火災報知器のおすすめ商品
住宅用火災報知器は、設置する場所の環境に適した種類を選ぶことで最大限の活用ができる機器です。
種類の違いはわかっても、同じような商品がたくさん並んでいると実際にどの商品が良いのか迷ってしまうこともあると思います。
ここでは、種類別でおすすめ住宅用火災報知器をご紹介いたします!
煙式
【適した場所】日常生活で湯気や煙が発生しづらい場所
【見分け方】中心に隙間が空いているので、そこから煙が入り感知するものが多くあります。
ニッタン(NITTAN) 住宅用火災警報器 けむタンちゃん10 (煙式10年) ホワイト KRG-1D-X
<詳しくはこちら>
ヤマトプロテック 住宅用火災警報器 煙式 けむピーNEO
<詳しくはこちら>
定温式
【適した場所】暖房器具の使用などで急激な温度変化がない場所
【見分け方】中に平たいでこぼこの金属が入っているものが多いです。
ニッタン(NITTAN) 住宅用火災警報器 ねつタンちゃん10 (熱式10年) ホワイト CRG-1D-X
<詳しくはこちら>
差動式
【適した場所】日常生活において周辺温度が40度以上にならない場所
【見分け方】型やメーカーにより異なりますが、ライトの様な見た目のものが多いです。
ニッタン 差動式スポット型感知器 2種 2SC1-PH ヘッド
<詳しくはこちら>
連動型
【適した場所】たくさん部屋がある場所、部屋と部屋が離れている場所
ホーチキ 火災警報器 ホワイトアイボリー 煙式 1個入 無線連動方式(煙式) SS-2LRA-10HCP
<詳しくはこちら>
便利機能付き
【適した場所】ガスが発生しやすい場所など、機能に対応した場所
新コスモス電機 ガス・CO警報器 XW-225G 【都市ガス用】
<詳しくはこちら>
Spolehli 住宅用火災警報器 煙探知機 煙式 WIFIスマホ通信 光・音声警報 家庭防災 高精度 火災報知器 (電池は別売)
<詳しくはこちら>
おしゃれでデザイン性の高い住宅用火災報知器ってあるの?
お家の内装にこだわったのに、もともとついている住宅用火災報知器が浮いてしまい、おしゃれでデザイン性の高い住宅用火災報知器に付け替えたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめの住宅用火災報知機がこちらです。
JALO HELSINKI - FINLAND 火災報知器 Smoke Alarm KUPU ヤロ ファブリック スモークアラーム クプ/北欧
<詳しくはこちら>
火災報知機とは思えないような可愛い形で、カラーバリエーションも豊富です!
これならおしゃれな内装でも浮きづらいですね!
火災報知器設置のご依頼や種類についてのご相談は消防テックまで!
火災報知器の種類やおすすめ商品などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
住宅用火災報知機は様々な種類があり、目的によって最適な商品があります。
火災は事前に備えておくことでパニックを防止したり、対処しやすくなったりするものです。
特に住宅用火災報知器はないデメリットよりも設置するメリットの方が大きいです。
消防テックでは、お客様のご希望の設置場所や用途、現場の状況から、最適な火災報知器でのお見積をお出ししておりますので、c小さな疑問でもお気軽にご質問ください。
地域によりますが、無料で現地調査もさせていただきます!
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