非常警報器具・設備は同じもの?点検は必要?価格も解説!
2020年04月06日
みなさまは非常警報器具・設備について理解していますでしょうか?
非常警報器具・設備は建物内に設置されたスピーカーなどを通じて災害の発生や状況を人々に
知らせるために必要です。よく見る赤い非常ベルの印象が強く思いつかれた方も多いのではないでしょうか。
しかし、非常警報器具・設備は意味が違います。
非常警報器具・設備は多数の人がいる防火対象物などに設置が義務づけられており、正確な知識が必要です。
今回は非常警報器具・設備の違いと点検の必要性・気になる価格・相場についても説明します!
非常警報器具と非常警報設備は違う!
少しややこしいですが、非常警報器具と非常警報設備は正確には同一のものではありません。非常警報器具は簡易的な器具のことで、具体的には警鐘・手動式サイレン・拡声器(メガホン)です。非常警報設備は簡単にいうとシステムです。自動火災報知設備の作動に連動したり、放送設備を人が操作することで災害状況を人々に知らせます。これらはほぼ同等と理解されることもありますが、イメージ的には非常警報設備>非常警報器具といった構造になります。非常警報設備の方が上流になるイメージです。
非常警報器具・設備は人が多い建物に設置義務がある!
非常警報器具は収容人数が20人以上50人未満の場合に設置する義務があります。
小さめのカラオケや宿泊所、コンビニなんかに設置されています。
非常警報設備は収容人数が50人以上の場合に設置する義務があります。
学校であったり、病院をイメージしていただければわかりやすいですね。
自動火災報知設備を有効に設置している場合はその有効範囲内は設置が免除されます。
非常警報器具・設備の点検は必要!
結論、非常警報器具・設備の点検は必要です!
非常警報器具は破損や腐食・変形がないかを確認したり、しっかり鳴るかといったことチェックします。
非常警報設備は電源灯が点灯しているか、破損・変形、しっかりベルやサイレンが鳴るかを調べます。点検は特例であれば、個人でもチェックすることはできますが、基本的にプロにお任せしなければいけません。
非常警報器具・設備の価格は?
非常警報設備の価格は結構お高いんでしょう?そう気にされる方も多いのではないでしょうか。気になる非常警報器具・設備の価格ですが、約10万円~となります。非常警報器具はもう数万円程度お安くなりそうです。詳しくはプロに問い合わせると良いでしょう。
非常警報器具・設備の設置は消防テックまで!
いかがでしたでしょうか?消防法で設置が義務付けられている非常用器具・設備ですが、設置基準や点検や価格について理解は深まったでしょうか?
非常警報器具・設備の点検は自分でも対応できることもありますが、基本的にはプロにお任せする必要がありますのでご注意ください!
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