知らないと損する!PCBの処分期間と安定器調査費用の相場と適正価格
2022年03月08日
最近、耳にするようになったpcb使用照明機器について、調査表が届き、調査や交換をご検討中の方も多いのではないでしょうか。
しかし、国が定める処分期間が短いためか、役所から紹介されている業者であっても相場の5倍以上の見積もりをする業者が多いのが現状です。
高額な見積もりに騙されないよう、pcbの処分期間と調査費用の相場について解説します。
そもそもPCBとは?
pcb(ポリ塩化ビフェニル)とは、主に古い業務用蛍光灯や水銀灯などの安定器と呼ばれる装置の絶縁油として使用されている油状の有害物質のことです。
古い電気機器に必ず含まれているわけではなくpcbが含まれていないものもあるため、pcbが含まれているかの調査が必要になります。
対象の照明器具は?処分期間はいつまで?
pcbが含まれている可能性がある照明器具は、事務所や工場、倉庫の事業用の建物や、共同住宅の共用部(廊下や階段)に設置された照明器具です。
昭和47年(1972年)には製造が禁止され、昭和52年(1977年)4月以降は流通していないことが確認されているため、それ以前の照明器具が対象です。
pcbを含有する電気機器は、pcbを適切に処理を推進する特別措置法である「PCB特措法」により、東京都内は令和5年3月31日までに処分を行うことが定められています。
そのため、昭和52年(1977年)3月以前に建築された事業用建物や共同住宅には、調査票が送られています。
なお、期限内に処分を行わないと法律違反となってしまうだけでなく、処分施設自体がなくなってしまうため、処分ができなくなってしまいますので、お早めに調査を行い、処分することをおすすめします。
調査費用の相場は?
調査費用は台数にもよりますが検体1個あたり1〜2万円程度が相場です。
しかし、この相場価格でも台数によっては適正価格よりも高額になります。
また、処分期間の締め切りが迫っていることもあり、役所から紹介された業者であっても適正価格の5倍以上の見積もり金額になる業者が多く、なかなか適正価格でやっている業者が見つからないのが現状です。
そのため、依頼する場合は、2箇所以上の業者から見積もりを取ることをおすすめいたします。
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いかがでしたでしょうか。
pcbは毒物なので信頼できる業者に適正な価格で調査・交換をしてもらうためにも調査・交換費用の相場を知っておくことが大切です。
また、処分期間が近づいてくると、混雑のため見積もりが取りづらくなったりすることが予想されます。
調査費用は国からの補助金(40% 最大40万円)もございますので、法律遵守のためにも余裕を持って準備を始めましょう。
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