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業務用消火器設置は義務です!飲食店にぴったりの業務用消火器をご紹介します

2021年11月25日

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以前は一部の店舗のみ対象だった業務用消火器の設置義務ですが、
実は、現在ほぼ全ての飲食店が対象なのです!

しかし、業務用消火器にも色々と種類があり、
どれを設置するのが良いのかわからないという方も多いはず。

今回は、消防法についての解説と、
飲食店にぴったりな業務用消火器をご紹介します!

消防法では業務用消火器の設置義務はどうなってるの?


以前は、延べ面積150㎡以上の飲食店等のみ業務用消火器の設置が義務の対象でしたが、
2019年10月1日の改正により、
「火を使用する設備又は器具
(防火上有効な措置として総務省令で定める措置が講じられたものを除く。)
を設けたもの(出典より抜粋)」
には、面積に関係なく業務用消火器の設置義務が発生しました。

そのため、面積が延べ150㎡以下の店舗であっても、業務用消火器設置は義務になります。
※HIの場合は火を使用していないため、業務用消火器の設置義務はありません。

出典:消防法施行令の一部を改正する政令等の運用について

火を使う飲食店にぴったりな業務用消火器は?

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飲食店はB火災(油火災)に対して有効な業務用消火器がおすすめです!

ABC粉末消火器も適してはいますが、
B火災のみに適した消火器と比べると少し弱いです。

飲食店での火災は、そのほとんどが油に引火したことによる火災になっていますので、
B火災には備えておきたいです。

以下、種類別にご紹介します。

出典:東京消防庁 飲食店の厨房設備等に係る火災予防対策ガイドライン

機械泡消火器

機械泡消火器画像


機械泡消火器は、合成界面活性剤などを主成分とした水溶液の消火薬剤が入っており、
消火薬剤がノズルを通過するときに空気を含み、泡状になって放射されます。

強化液消火器

強化液消火器画像


強化液消火器は、消火用のアルカリ金属類の水溶液が入っており、
加圧式と蓄圧式の2種類があります。

使用する際、ノズルから霧状に放射する構造になっています。

出典:e-Gov ポータル資料

消火器についてのご相談は消防テックへご相談ください!


弊社では、消火器の設置や交換、点検も行なっており、
お見積もりの際、適切な設備をご提案しております。

また、現在設置の消火器についてのご相談などもお受けいたします!
消防設備や避難器具のことでお困りの方はお気軽にこちらからご相談ください。