自動火災報知設備の受信機と発信機とは?価格は?
2022年02月02日
みなさまは自動火災報知器の受信機と発信機について理解していますか?
自動火災報知器は、感知器が熱や煙を感知することができる設備ですが、検知した後にベルを鳴らして建物内にいる人に火災を知らせる際に力を発揮するのが受信機です。一方発信機はみなさまも見慣れた丸くて赤い、真ん中にボタンがある設備です。火災を発見した人がボタンを押すことで、火災を通報することができます。今回は自動火災報知器の受信機と発信機の種類、気になる価格についても解説します。
自動火災報知器の受信機の種類は主に5種類!
まずは、自動火災報知器の受信機の種類について解説します。
自動火災報知器の受信機の種類は主に5種類あります。順に解説していきます。
P型システム
P型システムは、感知器からの火災信号を警戒区域(回線)毎に知らせる、従来からある受信機です。
火災発生場所は感知器も発信機も警戒区域(回線)毎の表示となります。標準的な監視制御システムです。
R型システム
R型システムは、感知器または中継器から固有の火災信号を共通の電路にのせ中継器を介して受信機に送り、火災の発生を知らせる受信機です。番号、デジタル表示等で警戒区域を表示させます。
R型アナログ式受信機はアナログ感知器を使って、それぞれ固有信号を持たせて、受信機にて番号を、デジタル表示で発報感知器と警戒区域を表示します。
G型システム
G型システムは、ガス漏れ検知器から発せられた信号を受信して、ガス漏れを報知することができます。
GP型システム
GP型システムは、G型受信機とP型受信機の機能を併せもつ受信機です。
GR型システム
GR型システムは、G型受信機とR型受信機の機能を併せもつ受信機です。
自動火災報知器の発信機の種類は主に2種類!
次は、自動火災報知器の発信機について解説します。
自動火災報知器の発信機の種類は主に2種類あります。順に説明していきます。
画像:ニッタン株式会社
P型システム
P型システムは、火災信号を手動により受信機に発信する設備で、 発信と別々に通話できるシステムです。
P型システムは、さらに電話ジャックがついているもの、ついていないものに分類されます。
T型システム
T型システムは、火災信号を手動により受信機に発信する設備で、 発信と同時に通話できるシステムです。
自動火災報知器の受信機・発信機の価格は?
自動火災報知器の受信機・発信機の価格は結構お高いんでしょう?
そう気にされる方も多いのではないでしょうか。まずは受信機の価格から解説していきます。
受信機は8万円〜程度です。システムタイプや性能によって金額が変動します。一方発信機の価格はボタンだけであると5千円〜程度です。埋め込み型のタイプは2万円〜程度と考えておくと良いでしょう。
自動火災報知器の受信機・発信機の設置は消防テックまで!
いかがでしたでしょうか?自動火災報知器の受信機・発信機に関する理解は深まりましたでしょうか?
自動火災報知器の受信機・発信機は非常時に火災を人々に知らせるために必要で、人命を守るものです。
そのため正しい知識を持つことが大切と言えるでしょう。
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